出自:Fursuit TF lab (濡羽うーがり)
【真空拘束 × [X_X]】圧縮袋の中、膨らんだマスクの顔で必死に酸素を求め続ける…。 インフレータブルマスク＋圧縮袋で酸素を奪う変身拘束。
「……じゃあ、つぎは……袋の中、入れてあげますね」



言葉は相変わらず、やさしい。

まるで毛布をかけてあげるような口調で、

私の身体は、圧縮袋の中へと滑り込まされた。



膜に包まれたままの見た目が、

ぴたりと透明な袋の中に沈む。



しゅうううう……



空気が、袋の外へと引き抜かれていく。



スリープサックのシリコン越しに感じる“沈む”感覚が、

袋全体から押し返されるような“張りつめる圧力”に変わる。



外からぴたりと袋に押しつけられて、

逃げ場がひとつずつ消えていく。



「……っ、んんっ……くぅ……ぅぅ……っっ……！」



酸素が足りない。

でも――袋の中に、吸いきれなかった微かな酸素が残っていた。



必死に探すように、

マスクの中で肺が膨らみ、

唇が見えないまま、酸素を求めている。



だけどそのたび、

袋全体がぴたりと身体を締めつけてくる。



「うふふ……吸えるだけ、吸っていいんですのよ。

　……残ってるぶんだけ、ね？」



どこにあるかも分からない酸素を、

ただ本能のまま探し続ける。

肺は焼け、喉の奥が渇き、

でも“この子の顔”は、あいかわらず――

困った甘い顔を浮かべたまま。







圧迫。密閉。静寂。



そのすべてが、

マスクの奥で震える私の身体を――

甘く、官能的に、

完全に“この子”としての[X_X]へと染めていった。